てんかんの手術の正しい理解
三原忠紘 南山堂
私は、聖隷浜松病院で、右側側頭葉てんかんで、右側の海馬が硬化・委縮していることから、早期の手術が必要であると診断されました。
通常は、抗てんかん薬を処方して、2年ほど薬の効果があるかどうかを見てから、手術をすべきかどうか判断されるとのことでしたが、私の場合には、海馬の委縮が顕著であり、脳波の検査結果などから、そのように診断されたものです。
脳の手術ということで非常に不安になり、てんかんの手術に関する本を探していたところ、以下の本を見つけて読みました。
てんかんの中でも側頭葉てんかんが一番外科手術の適用例が多く、発作減少の効果も高いことがよくわかりました。
脳の手術なので、手術後の機能障害の心配もありましたが、手術のリスクや、発作やQOLがどの程度よくなるのか、予後はどうか、など詳細に解説してあり、よく理解できました。
安心できたわけではないのですが、知らないで手術を受けるよりも良いと思っています。
私の現状は、手術をするにはいたらず、抗てんかん薬で発作を抑えることができるのか様子見状態となっていますので、先走りすぎましたが、手術を考えている・勧められている方は参考になると思います。
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