変わる!あなたのてんかん治療

てんかん関連図書

変わる!あなたのてんかん治療
    中里信和  NHK出版

てんかん治療について、以下のような流れで説明しています。
1.「てんかんの発作」を正しく知る
てんかんといっても人それぞれ症状が異なるので、まず「自分のてんかん」に誰よりも詳しくなることが重要だと説明しています。
2.てんかん治療は「とりあえず」から始まる
てんかんの治療には完ぺきというものはなく、かつ急ぎで対応しなければならない緊急性は少ないことから、まず最初は「とりあえず」という考え方で治療を始めると説明されています。
とりあえずの治療において、抗てんかん薬が患者さんにぴたりとあって、発作が収まればそれでよし。なかなか発作が収まらない、もしくは長期間経過により発作がぶり返すような場合には、「じっくり」見直しを行っていくのがよいと説明されています。
3.「とりあえず」でうまくいかなかったら「じっくり」見直せばいい
最初の治療開始から1年程度経過しても発作が継続している場合や、薬の副作用への心配が無くならない場合、発作以外の面で悩みがある場合などでは、治療について「じっくり」考え直す段階とのことです。
入院し、「じっくり」と脳波検査や画像検査、心理検査を実施して、今後の治療方針を考える時期にあるとのことです。また、手術をするリスクと手術をしないリスクをじっくり考えて、手術という治療も考える時期とのことです。

治療にあたって、時系列に説明されているので、初めから順番に読んでいって理解が深まります。

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