検査入院後の最初の外来診察

てんかん日記

本日午後、退院後初の外来診察に行ってきました。
5月24日〜6月5日まで実施した、SEEG(頭に14箇所の穴を開ける手術を行って脳波を記録する)検査入院の検査結果を、伝えられました。
また、抜糸も行いました。

※箇条書きのようになってます。

・検査期間の7日間で23回程発作の脳波が見つかってるそうです。
いずれも僕自身、身体にくる夢の世界にいくような違和感や、焦げたような臭いなど何1つ異変が起きておらず、いつも通りでしたので、それに1つも気づいてません。
僕の動画を先生に見せてもらいましたが、暇そうにボケーとしているだけでした。

動画を僕が見ても、
「え、このとき発作なんてあったのか?」
と思うものばかりでした。

発作をあえて出させる検査なので、薬を徐々に減薬しております。
今回は、みぞおちの違和感も1回も感じませんでしたが、みぞおちに感じる前兆は気づくもののうちの一つだそうです。

そして、発作を起こす原因は「 全て右側の側頭葉 」
だけということでした。
本当に本当に片側だけで、安心しました。

場所は内側の側頭葉、海馬の近傍です。

左側は発作を起こすような兆候は見られませんでしたが、左側は今の状態(右側)を放っておけば、いずれ発作の源になる可能性が高いそうです。

右側の内側側頭葉に発作の起点が留まっている状態です。
手立てとしては、右側の海馬などの内側の前方の切除がいいのではないかと、言われました。

詳しく書きますと、海馬の扁桃体の部分切除というもの。
右側の側頭葉の内側を取る。
海馬の真ん中より前側を落とす。
など、まだ今の僕に合った色々な方法があるそうです。

左側の海馬の萎縮は、右の影響がきてるそうで、左の海馬が自ら発作を起こしてなったものではないそうです。この結果を聞き本当に安心しました。

ただ、左側の海馬の機能も限界に近くなっていると推測されるそうです。

今の僕の海馬の機能は左側で保っている状況で、発作の源は右側だけなので、右側の海馬を摘出する手術をすることで、発作の元を断つことができる可能性が高いそうです。

発作の起点となっている海馬近傍を切除すること自体は簡単とのことですが、欲張って大きく切除すると他の脳機能への影響も否めないため、できる限り範囲を限定して切除することが望ましいとのことでした。

今回、最も注力することは、
・発作を止める。発作を0にする。
・左側への影響を止める

この2つとなります。

手術名としては、
「 選択的扁桃体海馬切除術 」だそうです。

側頭葉の外側を残し、内側を取る手術です。

手術後、今飲んでる抗てんかん薬の種類と服薬量は、手術前と同じとし、1年後くらいから減薬することなどを検討していくことになります。
海馬を切除することで、脳内のネットワークが変わり、それに慣れるのに、数ヶ月かかるとのことでした。したがって、数か月後に手術の結果がわかってくるそうです。
手術の1年後に、1泊2日で脳波等の検査入院をして、状況を確認予定です。
今回実施予定の「 選択的扁桃体海馬切除術 」を行うことにより、7割位の人が薬をやめる事ができるそうです。逆に3割位の人が服薬を継続しなければならないそうです。
最悪、服薬を継続することとなっても、服薬することで発作が完全に抑えられれば、残された海馬(脳機能)への悪影響がなくなり、安心することができます。

「 選択的扁桃体海馬切除術 」の手術の日程は、
2024年8月9日   入院
2024年8月13日  手術
としました。

入院期間は大体、今回の検査入院と同じ2週間くらいとなる見込みです。
脳の手術なので、1ヶ月くらい入院するかと思いましたが、僕の状態によるでしょうが、予想より半分くらいで終わるので良かったです。

今後の長い僕の人生がかかっているので、しっかり向き合い頑張りたいと思います。

######################
ここまで読んでいただきありがとうございます。
本ブログは
  にほんブログ村
  人気ブログランキング

に参加しています。
ポチッ
としていただけると励みになります。
  
にほんブログ村 病気ブログ てんかんへ

てんかん日記

コメント