私は、『側頭葉てんかん』を患っていますが、これはてんかんの中でも発作の抑制が困難である”難治性てんかん”の一種です。
側頭葉てんかんは、発作の前に特徴的な前兆が認められることが多いとのことで、
・腹部消化管の不快感(みぞおちあたりの胸やけのような症状)
・既視感(デジャブと呼ばれる過去に見たことがある景色が浮かんでくる症状)
・異臭(鉤発作と呼ばれる嫌な感じの臭い)
・動悸や頭痛
などがあります。
前兆の後は、意識が曇り、口をもぐもぐ/ぱくぱくさせたり、ぺちゃぺちゃと音を立てる口部自動症をきたすことが多いそうです。また、手でものをまさぐったり、夢遊病者のように歩きだしたりする(歩行自動症)もみられるそうです。
私の場合は、2020年5月に名古屋大学附属病院で診察・治療を開始するまでは、
口部自動症がたびたび見られました。(自分ではわからないので、近くにいた人に聞きました)
夢遊病者のような歩行自動症はなかったと思います。(一人でいた時はわかりませんが)
2020年5月以降は、口部自動症にまでは至ることがなく、
・腹部消化管の不快感
・既視感
といった発作の前兆をしばしば感じています。
・異臭
・動悸や頭痛
といった発作の前兆は、これまで感じたことはありません。(記憶に残る限りはですが)
現状にように発作の前兆までで抑えられていれば、日常生活には支障をきたしませんので、このまま抗てんかん薬で発作を抑えられるのが継続できることを願っています。
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