てんかんと診断されるまでの状況(検査結果など)

てんかん日記

てんかんと診断されるまでの問診・検査の内容です。



①問診
どんなときに発作が起きるのかどんな発作が起きるのか、などを確認されました。
僕の場合は、発作時に状況を見てくれていた人と行きました。
本人(僕)は意識がなくなっているので、うまく言葉で表現できないからです。
夢の世界にいるようなおなかあたりが気持ち悪い、としか伝えられませんでした。
発作時の状況の録画などがあるとなおいいです。
(その後、何度も発作を繰り返し、みぞおちあたりの違和感があることが多いことがわかりました)
そのほかにもいろいろと質問を受けます。
②脳波検査
脳の神経細胞が出すわずかな電流を記録することで、脳の異常を診断します。
僕の場合は、右側頭葉近辺で波形にスパイク(棘)が顕著にみられました。
また、左側頭葉近辺でも波形にスパイクがみられました。
③MRI検査
微細な脳の異常をとらえられる画像検査です。てんかんが起こる焦点(てんかんの電気的な興奮が発生する場所)がどこにあり、どのような状態になっているかなどについてわかります。
僕の場合は、右の海馬が委縮して小さく/白くなっていることがわかりました。左の海馬も右ほどではありませんが少し委縮していることがわかりました。

海馬は記憶をつかさどる部分で、委縮して小さくなっていることから記憶に障害が出ているようです。海馬は左右両方にあり、どちらかが正常であれば記憶機能を維持できますが、両方に障害が出ていると記憶障害につながるようです。
僕の場合は、右側の海馬はかなり委縮しており、ほとんど機能していないようで、左の海馬で機能を維持しているのですが、左の海馬も少し委縮していることから記憶に障害が出ているのではないかとのことでした。
側頭葉てんかんで海馬に委縮がある場合には、海馬を摘出することでてんかんの症状が改善することが期待できますが、僕の場合には左の海馬にも委縮がみられることから、右側の海馬を摘出してもてんかんの症状が改善するかどうかはわからないとのことでした。
海馬を両方摘出するわけにはいかないので、(記憶ができなくなる)今後の治療方針としては、できる限り手術ではなく薬で発作を抑制することを主眼とすることになりました。

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